ロボティック・プロセス・オートメーションとは?
Robotic Process Automation。
定型作業の一部をソフトウェアロボットに代行させることで、生産性の向上をする業務手法のこと。人間がパソコン上で行う作業のフローやルールを記憶し、自動でその作業を実行するもので、仮想知的労働者とも呼ばれる。
僕が2020年1月現在、最も注目している技術の一つです。
用語自体は、かなり前から知っていましたが、PCでのルーティン作業がどんどん増えるに従って、なんとかできないかと本格的に勉強し始めました。
特に、薬剤師にとっての対人業務とも対物業務とも言えない薬局内のルーティン業務をRPAを取り入れることで効率化できるなら、そんなに助かることはありませんからね。
とはいえ、全て説明するのはちょっと無理なので、もっと知りたい薬剤師さんは、以下の書籍を読んでみてください。
いちばんやさしいRPAの教本
その名の通りです。RPAとは?という入り口を知りたい薬剤師さんは、これを読むと大枠が掴めると思います。
RPAの導入前にやるべきことから、導入についてのノウハウ、そして導入後に気をつける事など全てが網羅されています。
また、RPAを提供してくれるサービスのまとめや成功事例に失敗事例まで明確に書かれていますから、「いちばんやさしい」ですが、相応の読みごたえもあります。
事例で学ぶRPA
RPAのメリットだけでなく、デメリットも書かれており、実際に導入しようとする時に役立ちそうです。加えて、RPAが全てを解決してくれるわけではないことやRPAを導入する際に行う前準備にこそ、その本質があるんだということを読み取ることができました。
また、ロボットの導入には、人のマインドを無視していはいけないというのがいちばん勉強になりました。
事例は、規模が大きい企業のものがほとんどなので、薬局一店舗単位で考えると、参考にできるところは見つけられませんでしたね。
ただ、もしロボットを導入するのなら、薬局で行っている業務のどこを自動化するべきか、そして、自動化によりできた時間を、人(薬剤師さんや事務員さん)がより高い付加価値を生み出す仕事にシフトするためにはどんなプロセスを踏むのが良いのか、を考えることができました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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