
マーケティング勉強中の薬剤師4人組が、薬局で実施するマーケティングに名前をつけようとしています。
みんなが思い思いのフレーズを考えました。
今回は、色んなフレーズの中から一つを選ぶための話し合いです。
薬局でのマーケティング名(案)
さすが、いつもマーケティングをテーマに話している薬剤師たちです。マーケティングをセールスのツールとしてではなく、顧客に価値を提供するためにどうするかという視点で考えられているのがよくわかりますね。

同じフレーズもいくつか出ているね。
なんとなく、何種類かのグループに分けられそうな気がするわ。

そうだね。
ちょっと分けてみようか。

まずは、薬局・薬剤師グループだね。
薬剤師が薬局で行うマーケティングというコンセプトだから、一番合っている気もするな。

薬局を表すワードだけじゃなく、コミュニティーとかリレーションって付いていると、患者さんとの関係性を重視していることがよく伝わるわね。
ただ、あんまり長いフレーズだと逆にわかりにくくなるかもしれないわ。

次は、患者さんとか地域密着がコンセプトになっているフレーズね。
薬局を表すワードが入っていないと、ちょっと伝わりにくいようにも思うけど、フレーズとしては、私は好きなグループだわ。

確かにそうだね。
このグループは、薬局でのマーケティングの大枠の中の一部のマーケティングとして使う方がいいかもしれないな。

最後は、健康・薬がコンセプトになっているフレーズね。
薬や健康の専門家として考えるとすごくしっくりくるんだけど、やっぱり範囲が狭く感じるような気がするわね。

健康サポート薬局と少しこんがらがるかな。
このグループのフレーズを聞くと、ドラッグストアを思い浮かべる人が多いかもしれないね。
マーケティングについて考える上でとても大事なのが顧客目線です。薬局の顧客と言えば、患者さん!と思いきや、実はそうではありません。
患者さんが健康になった瞬間、顧客ではなくなるわけではありませんからね。

だいたいこんな感じかな。
さあ、この中から選ぶとしても、何か基準が必要かもしれないな。

そうだなあ。
やっぱり、「薬局・薬剤師」がやるマーケティングってことが、分かることが最低限の基準だと思うな。

そうねえ。
それと、シンプルなのも基準として入れときたいかも。
あまりに難しいフレーズと覚えてもらえないし、自分たちでも使いづらい気もするし・・・

それと、大事なことがもう一つ。
このマーケティングを誰に向けて行うかってこと。
患者さんだけじゃなく、健康な地域の皆さんも薬局にとっては大事な顧客だということもフレーズを選ぶ基準にしたいな。

じゃー、その辺りを考慮して、もう少し候補を絞ってみようか。
最終候補が出揃いましたね。なかなかいいんじゃないでしょうか。
ネット上で検索すると薬局のマーケティングに関連した記事はほとんど出て来ませんし、検索に上がって来ても何年も前の記事だったりします。
今回の会議で薬局・薬剤師が実践するマーケティングに名前を付けてくれることで、少しでも検索結果に薬局に関するマーケティングの記事が増えるといいのですが・・・

よし、最終候補まで絞れたぞ。
ここまで来たら一気に突っ走ろう!
それぞれ、気に入ったものをいくつか挙げて行こうか。

オッケー!
僕は、「ファーママーケティング」と「ファーマシーマーケティング」だな。
やっぱり、薬局がやってるぞって分かるのが決め手だな。

私は、「ファーマリレーションマーケティング」と「ファーマコミュニティーマーケティング」ね。
少し長いけど、関係性とか、地域密着っていうコンセプトが入ったものを選んだわ。

私も、あいちゃんと同じ!
やっぱり、薬局のマーケティングは、地域密着じゃないと効果が発揮されないような気がするもの。
個店であろうとチェーン店であろうと各店舗単独で考えると、商圏はそれほど広くないし、健康サポート薬局も中学校区に一つと言われているくらいだから、地域との関係性を作っていくのがメインだと思うの。

僕は、シンプルに「薬局マーケティング」とか、「薬剤師マーケティング」がいいかなと思ったんだけど、あいちゃんとほのかちゃんが言うように、関係性と地域密着はどの薬局にとっても最優先事項だからね。
僕もそっちに乗るよ。

あらら、これは決まりかな。
ただ、一つだけ注文が・・・
どちらにしてもちょっと長すぎないかな?

そんな時は、フレーズを短縮したらいいんじゃない?
例えば、「ファーマリレーションマーケティング」なら、「ファーリレマーケティング」、「ファーマコミュニティーマーケティング」なら、「ファーコミュマーケティング」!

いいね!
短縮しても意味が分かりやすくて、音の響きもいいとなれば、、、

ファーマコミュニティーマーケティング!

ファーマコミュニティーマーケティング!

ファーマコミュニティーマーケティング!

ファーマコミュニティーマーケティング!

よし、それで行こう!
「ファーマコミュニティマーケティング」略して「ファーコミュマーケティング」を僕たちが薬局で実践するマーケティングの愛称として決定!
ついに、薬局で行うマーケティングの名前が決まりましたね。
ファーマコミュニティーマーケティング
いいんじゃないでしょうか。
薬局で薬剤師が行う地域に密着したマーケティング活動をうまく表せていると思います。
まずは、この会議に参加したマーケティング勉強中の4人が使うフレーズですが、あわよくばこれからどんどん広がっていけばいいなと淡い期待を持っています。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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